#落語 #寄席
2023年3月31日(金)さん喬一門会夜の部へ
開口一番 小きち「金明竹」
落語 小志ん「?(新作)」
落語 喬之助「堀之内」
バイオリン漫談 小傳次
落語 左龍「馬のす」
新舞踊 さん喬「矢切の渡し」
落語 喬太郎「えーッとここは」
~仲入り~
漫才 左龍・喬之助
落語 小傳次「四人癖」
マジック 広和
落語 さん喬「百川」
コロナ禍初、4年ぶりの一門会。やっぱり楽しすぎる。和気藹々感とサービス精神満載。次々と趣向を繰り出して、あの手この手で楽しませてくれる。やっぱりこの一門、大好きだ~♪
小きち「金明竹」
今回は最前列だったので、しみじみと眺めた。まつ毛が長い
喬之助「堀之内」
黒紋付だったので何事かと思ったら、対照的に粗忽of粗忽ともいうべき「堀之内」。粗忽者が喬之助さんにすごく合ってて楽しかった。この噺、猫を手拭いと間違えるところが好き。どう間違えるんだよw
(つづく)
バイオリン漫談 小傳次
バイオリンを11年習っているらしい。ご本人曰く、漫談をする気はなく、笑いをとるつもりもない、自分はただ、真面目に曲を弾くだけ。……なんだけど、その曲がなんとも味わい深すぎておかしいのなんの。大真面目だけになおおかしい。小さい場所でバイオリンの会をやると満席になる(落語会だとそうはいかない)らしいんだけど、わかる気がする。くすくす笑いが止まらなかった。
踊り さん喬「矢切の渡し」
最前列と2列目の客は、事前に小きちさんからダミーのおひねりを渡されていて、「踊りの曲が三番になったら投げてくれ」と言われていた。でも、三番になっても誰も投げないから、おやっ?とキョロキョロ。そしたら師匠が万札を何十枚も並べたような小道具を身につけ始めたので、慌てて先陣を切って投げたのがわたし(^^)。ほかのお客さんも次々に。演出に加われて嬉しかったー。踊りの途中で、船頭役で現れた小平太師があまりに可笑しくて、踊りより何よりそれで笑いをさらってしまったよ。(つづく)
漫才 左龍・喬之助
いやー、これは強烈だった。金魚さんお手製だというレースのドレスをふたりともまとい、頭には金魚さんのような飾り物。内容も、ほぼにゃん金さんをパクった内容だった。途中で左龍師がスカートをめくりあげたので、至近距離から見たくもないおパンツを拝ませていただいたよ。驚いたのは、金魚さんがよくやるゴリラの真似に入りそうなタイミングで、お客さんがすっとバナナを一本高座にもっていったこと。いや、よもやサクラじゃないよね、あの人。金魚さんのときはそういう人を見たことがあったけど。あの方はこういう漫才だってわかっていたのかな。ともあれ絶妙のタイミングだった。
マジック 広和
いくつかの手品のあと、最後にトランプが噴水のように吹き出すトリックをやってフィニッシュ。そのあと、よくドリフがコントの場面転換のときにかけた音楽が鳴り響き、楽屋から一門こぞって現れてトランプを拾ったのが楽しかった。その大騒ぎの中、またも小平太船頭が現れるし。夜の部の出番のなかった人も、洋服姿で登場。
さん喬「百川」
2日前の深川の独演会で聴いたばかりだけど、楽しいものは楽しい。間近で見られたので、表情もよくわかったよかった。
やっぱり一門会は楽しいな~。来年も絶対に行くぞと早くも心に誓ったよ。