昨日は滝汗に雷雨を浴びながら、父の転院先候補の2病院を訪問して面談。1軒目は地域包括ケア病棟がある(つまり理学療法士などによるリハビリがある)けれど、40日しか居られない(41日目から病院の負担が増えるので置いてもらえない)。2軒目は一般病棟で、リハビリは基本なし。ただし、地域に密着した病院で、スタッフの方の対応が細やかで温かかった。
現在、一般病棟に入院中で、リハビリが少ないと苦言を毎日メールしてくる父にとって2軒目は物足りなさの極みだろうな。でも、母も入院中という中で、この先どうしていくのがいいのかを提案してくれる頼もしさがある。何より地域密着というのがありがたい。
この先は、父に弱っていく肉体と向き合ってもらい、リハビリに対する幻想めいた思いを改めてもらう必要がある。穏やかな終末に向けて。私と同じ、というか、私が父に似たのだけれど、理屈っぽいがゆえ、理屈を積まれると受け入れはする性格。根気よく説得していくしかない。気が重いけれど。
それにしても、こんな手厚いケア、自分のときには受けられないだろうなあ。年金も満足にもらえない上に、マンパワーも絶対的に足りなくなるし。今だって現場の人の良心でかろうじて成り立っているように感じられる。私は、生かすだけの介護ではなく、穏やかに人生を終える介護を望みます。