今日の晩ご飯。オートミール+雑穀と、大豆ミートのガパオライス。肉みはないけれど、それなりに美味しい。
ロスに、訪ねるたび近くのホットドッグとクラフトビールの店で再会の乾杯をしていた友人がいる。ヘビ肉などの変わったソーセージと旨いビールの飲めるところ。ある年に行ったとき「ごめん、実はベジタリアンになったんで、別の店でもいいかな」と言われた。待ち合わせで友人の家に行くと、ちょうど旦那さんが調理の真っ最中。留守番の息子君・育ち盛り(もちろんベビーシッターは呼んである)のために、肉料理を作っていた。「彼はまだ成長のために必要だし、肉が好きだからね」。親の主義を押しつけるのではなく、子どもの好みや意志を尊重しているのが、とても素敵だと思った。
あれから数年、初めて会ったときには私の肩にも満たなかった息子君は、お父さんの背を遙かに越える立派な体躯のシュッとした青年に成長した。「彼がお酒飲める年になったら、例の店に一緒に行ってみたら」と友人。その日を楽しみにしている。相手してくれるか、分からないけれど。