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「ワールドパッカーズ」という旅システムのことを知った。平たく言うと、“ボランティア”(という名のほぼ労働、結構グレーゾーンな気がする)をする代わりに、安く/無料で宿に泊まらせてもらったりするバックパッカー向きのプログラム(それだけじゃないけれど)。3ヶ月の予定で日本に滞在している年若い友人はこれを利用している。月に10日程度、主に夜勤の宿受付業務の“ボランティア”をしているらしい。
若いとはいえ、夜勤で朝まで働くわけだから、翌日はお昼以降でないと動くのはキツいだろうし、“3食付き”の条件で探したため、都心から少し離れた場所にいる。都心に出るまでに往復で3,000円ぐらいかかるんじゃないかな。
同じような“ボランティア”の子たちが何人かいて、ふだん遊ぶには困っていないようだけれど、さすがにお金をかけずに行ける場所は行き尽くしたようで、最近は宿の部屋でNetflixを観ている。
来る前に相談を受けたとき、そこは遠いよ、交通費かかるよと言ったのだけれど、都内で探すと良くて朝ご飯だけのところが多くて、と今の宿を選んだ。コンビニ飯なら(でなくたって)2食分、今の電車賃で余裕でカバーできそう。部屋でNetflix観てるなら、滞在を2ヶ月にしてもう少しリッチにしてもよかったのでは?とお節介にも思ってしまう。

旅行観は人それぞれ。私の友人は、旅先だからこそゆっくり休みたい、という理由でお高めの宿を選んでる。私らは、寝られりゃいい、と割り切って、それ相応のところを選んでる。あとは食事に全振り。おととし3ヶ月、欧州+インドを旅行したときは、今ほどではないけれど円安の始まりで、泣きながらあり得ないほど「高級な」フィッシュ&チップスを食べた。帰国後は負債の穴埋めでもう大変だったけれど、カップラーメンとか白飯持ち込んで部屋でポソポソ食べていたら絶対に後悔してたと思う。
ワールドパッカーズ…若かったら挑戦していただろうな。
worldpackers.com/

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