東京創元社新刊ラインナップ説明会、海外ミステリー編の気になる一冊。『薔薇の名前』[完全版]!時間の関係か詳しい説明はなかったので続報を待ちたいと思います。年内刊行予定とのこと。
文芸編!桜庭一樹『名探偵の有害性(仮題)』が面白そう。「ネット告発」で炎上騒ぎに巻き込まれたかつての名探偵、主人公でその助手が「あれは本当に正しかったのか」振り返るという設定、凄すぎませんか。事件が解決しても残る傷や痛みに目を向けた作品なのだろうと想像。読みます!
文芸編でもう一冊。実は翻訳が進んでいたことを知らずに原書を買ってしまったケヴィン・ブロックマイヤー『いろいろな幽霊』市田泉訳。100とおりのユニークな幽霊が出てくる短編集。柴田元幸さんが月例のオンライン朗読会でご紹介くださってすぐに購入したのでした。原書は引き続きちょびちょび読みつつ、刊行を待ちます。楽しみ。