映画パンフレットを偏愛する自主団体「映画パンフは宇宙だ!」は、毎月月初に前月出たパンフレットの中から、スピーカーがお気に入りの1冊をプレゼンし、リスナーの方にアイコンで投票してもらうビブリオバトル的スペースを開いています。
昨夜はスペシャル回として2022年の振り返りも。その中で、映画のタイトルが点字でも表記されているということで話題になったドキュメンタリー映画『こころの通訳者たち』の話になり、出演された石井さんという中途失明の方がスピーカーで飛び入りで参加くださいました。ここでひとつ大きな気づきを得たので記しておきます。

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うちの団体は以前、コロナ禍で映画館が閉まったときに、ミニシアターを助ける基金に募金するため電子版のファンブックを作ったことがありました。志に賛同して入手してくださった方々の中から「紙版でも欲しい」という声、また「紙版出たら買うのに」という声もいただきました。うちのメンバー、やはり紙が好き!というもあり、後に全て増補して紙版で出しつつ、電子版パンフについてもずっと考えてきました。
それが今回「電子版なら読み上げ機能で内容を知ることができる」という石井さんのお言葉に、ハッとさせられました。そもそも音声ガイド付きの映画は限られており、そんなときにパンフレットで内容を補完できたら、と。それこそパンフレットが本来担う役割。それをいろんな形で享受できるようになったらいいのに。QRコードを読めばテキストが聴けるなどはすぐできそう。権利関係が難しいと思うけれど。ALTについても積極的に利用していきたい、ということで、メンバー間でも話題になった「たたり」の謎を石井さんが解き明かしてくださいましたので、写真のALTに書き記しておきます。

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