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靴の修理でほぼ1週間ぶりに外に出た。寒いのもあるしそこそこ忙しいのもあって籠もっていましたが、やっぱりまだ寒い!

この靴は30年以上前、初めてのひとり海外旅行でロンドンを訪れたときに買い求めたものです。どこのブランドというわけではなく、カムデンタウンの路上で一目惚れして、さしてお金もないのに現金でポンと買ってしまった。靴屋のおじさんに「持って帰ると関税がかかるから今履いてる靴を捨ててこれを履いて帰った方がいい」といわれ、そこからのお付き合いです。

一度、雨天の屋外フェスに履いていき、泥まみれになったのに、いろいろあってそのまま倉庫にしまい込んでしまって数年放置。5年ほど前に恐る恐る出してみたところ、当然ながらカビがびっしりでひび割れもある。これはもう無理かなあとダメ元で修理屋さんに持ち込んだら、首を傾げられつつも、ひと月後にほぼOKな状態で返ってきました。

今回は割れてしまった靴底の交換です。靴底と本体の間の部分もダメージを受けている恐れがあり、ここまで交換すると諭吉さん数枚コースらしい。多分その修理費でもっと良い靴が買えるでしょう。でも捨てられない。今のところ直すつもり。

下手したら1年でダメになるフェイクレザーより何年ももつ本革を大事に使う方がサステイナブルだというけれど、本革は維持費がね。

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