ケーキとコーヒーを美味しくいただき、目よりも先に頭が疲れたのでしばし休憩。先日、日本で働くアメリカの友人と、互いの夏の旅行について話していたときに言われた言葉を思い出しました。アジアの数カ国を回った友人に何処が一番良かったかを尋ねたところ、"Singapore"と即答。そして"Japan could have been"と付け加えました。"can"でないのがつらいですね、現実と分かっていても。
ヨーロッパの国々(特に東欧)ではまだ「日本は先進国!」のイメージが強くあるようで、行った先々でそのように持ち上げられるのを居心地の悪い気持ちで聞き、都度都度訂正などしていました。インドでは、父親から譲り受けて40年以上経っても正確に時を刻んでいるというカシオの腕時計を誇らしげに見せられたこともありました。この先、日本はどんな国になっていくのでしょうか。過去の遺産を食い潰して朽ち果てていくのか、何かしらのイノベーションが起きてかつての隆盛を取り戻すのか、などとりとめもない思いがよぎっています。
旅行中、ビールの美味しい国ばかりだったこともあって、カフェにあまり寄らなかったのが心残り。写真はアイルランドで食べたアイリッシュシチューです。タイプさまざまあるようですが、ここのは肉じゃがに近い感じで白飯が欲しくなりました。