昨日は縁あってゲーム開発の方とごはんを食べた。興味深かったのが、eスポーツを取り巻く現状と携帯ゲームとPCゲームの状況のお話。
少し前に今時の大学生はPCを持っておらず、キーボードを叩けないだなんて、まことしやかにいわれていたけれど、今の高校生たちはマイPCを持ち、部活としてのeスポーツも盛んなのだそうだ。ただし、日本には「高額賞金問題」の壁があって、大会がなかなか成立しにくいのだそうだ。ざっくり言うと、ゲームのプレイヤー=ゲームの購入者が巨額の賞金を得られる、という構図が景品表示法に引っかかってしまうからだという。このため、日本人プレイヤーが海外の大会で何千万円という賞金を獲得しても、この規制で上限の10万円程度しかもらえない、みたいな。プロ制度を導入してなんとか解決策を見いだしたい業界と、法律は法律として存在するのでというお役所と、どうなるかな。お金が全てではないけれど、ゲームと同じ、成果に応じた評価が形になってモチベーションにつながっていくわけですよね。若い人たちがPCに回帰しているというのは良いことだし、思う存分、世界で活躍できるよう、障壁がなくなっていくといいな。