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遠山啓の『数学入門』によると、ニューギニアのある部族は身体の各部分の名称に対応した数詞を持っているが、そうなると覚えるのに大変な苦労をする必要があり、その困難を乗り越えるのに生まれたのが「束にして名前をつける」という方法であったらしい。
束にするという考えは数学の歴史の始まりだそうで、束にする方法として最初に現れたのは二束ずつにするやりかた、つまり2進法。(p.8,9)
いくつかの古代文明では2進法の利用が発見されている。(p.10)
2進法、3進法、そして4進法あたりで指の存在に気づき始め、最終的にたどり着いたのが指。5進法がもとになり、10進法、20進法が生まれたとのことである。
南米の種族には5を「片手」10を「両手」20を「1人」40を「2人」を意味する数詞で表すのだそうだ(p.13)

数学入門 (上) - 岩波書店 iwanami.co.jp/book/b267429.htm

推理小説の誕生はポーの『モルグ街の殺人』といわれるが、この作品はそれと同時期に書かれ、かのエラリー・クイーンが古典としてポーの作品と共に列挙しているものである。

わたしはミステリー小説に明るくないため推理小説的手法や表現の是非はわからないが、各章が関係者の手記や手紙であるためそれぞれにバイアスがあり、信頼できないかもしれない語り手たちのクセに注意を払ったり、自分の目星が外れ状況が複雑さを増してきたあたりで頭をひねり「いったいどうなるんだ?」とワクワクし楽しむことができた。

私が好きだった下記の登場人物をあなたもお好きであれば、心が満たされるであろうからぜひお勧めしたい。

ベタレッジ。パイプをふかしながら『ロビンソン・クルーソー』を読むことを幸せとしている老執事。70代。子供の頃より仕えている女主人や、自分の役目に誠実。ときどき「探偵熱」が出てしまうが、それを自分でも気にしている。

カッフ刑事部長、ロンドン警視庁捜査課。イギリス随一の刑事。白髪の痩せ細った男で、相手自身さえ知らないことまで見透かしそうな目をしている。バラに目がなく、バラ園の作りには一家言ある。

月長石 - ウィルキー・コリンズ/中村能三 訳|東京創元社 tsogen.co.jp/sp/isbn/978448810

 

積んだままにしていた「SNUFKIN」を触った。美しく、そしてなかなかに壮絶である。

ヒグマの肉を売っているところは見たことがないが、最近はわからないが、エゾシカ肉なら数年前だとイオンに売ってたぬ。こちらは、なんというかいわゆるジビエみたいな気分を味わいたいならうまい
ヒグマの肉は血抜きがよいときはよかった気がするが、毎回焼き方がよくないのかパサパサではあった

子供の頃、ヒグマの肉を食べる機会が何度もあったが、ファンタジー作品に出てくるような大きさの肉塊だったので、毎回テンションぶち上がりでしたね。

これはたいへんだ…

> ハンターが自ら解体して可燃ごみとして出していました。

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見出しの字面がやたらつよい

駆除動物の死骸処理に新兵器!微生物が1日で水とCO2に分解 道内初の施設が完成 北海道・福島町 HTB北海道ニュース htb.co.jp/news/archives_25656.

お洋服オシャレだった

『ローマの休日』を観た。「某国の王女」のナチュラルさのはなし | TOM CAT WORK tomcat.work/posts/2024/0419

突然「ローマの休日」を観ることになり、はじめて観た。真実の口とベスパだけは知っていたが、ちゃんと王女様の成長物語だったんだね
子供っぽさからスッと大人の女性になっていく佇まいがすごかった。変化がめっちゃ自然。狭いところにいてギュッとしてた未成熟な部分がいっきに開花する感じ。かわいらしさから美しさへの変化。

ポンペイって火山の噴火で滅んだ都市っていうだけの認識だったが、よくよく考えると埋まったことで古代ローマの都市が遺産として残ってるのか。あなや

この頃からパソコンゲームというか機械に触って操作したかったんだな
三つ子の魂

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3、4歳の頃、親戚の家で見てめっちゃやりたいけど触らせてもらえなかったゲームが、PC-9801の「ソーサリアン」なんじゃないか?ということが検索の結果浮上するなど

> 今回の論文によれば、ドゥジャルダンヤマクマムシというクマムシの一種は、DNA修復遺伝子を増幅させることで、放射線によるDNA損傷を修復している可能性があることがわかった。

SF……
シン・ゴジラとかエヴァの世界観じゃん
見た目は神話生物だし

最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト newsweekjapan.jp/stories/world

ウィルキー・コリンズの『月長石』を読んでいる。19世紀後半の小説が好きな猫

物語を読んでいる時、(時にはある程度の疑いを持ちつつも)地の文を受け入れながら読み進めるが、ゲームなどで地の文が自我を持ち始めたりメタな事を言い始めた時の、心にスッと風が通り抜けるあの冷ややかな感触が結構好きだったりする

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