ザファーストスラムダンクネタバレ。長いです。
でも宮城リョータのバスケットボールへの情熱、親の気持ちは分からないけどバスケを続けさせてくれたという事実は確実に存在している。そして彼は王者山王と対戦することになり、手紙にも綴る。
1つのコートの上で、こんなに境遇や環境が違う二人が対峙し、さらにはバスケットボールの本場アメリカでも対峙する…
この流れに本当に井上雄彦がバスケットボールや奨学金への思いを勝手に感じてしまった。
環境によって何かを好きな事、子供の未来ややりたい事に差が出てしまう事は無くして行きたい。それを実際に行ってそしてこんな素晴らしい作品にした井上雄彦…本当に凄いよ…
でも妹の存在は結構都合よく感じるので、彼女の気持ちもきちんとケアしてほしいなと思う。長くなってしまった…おわる 2/2
ザファーストスラムダンクネタバレ。まだ続いた…
また書いてしまう…
ソータに「1on1をすると言ったのに!バカ!帰ってくんな」等の言葉を放って、そのあと本当に帰らぬ人となってしまったことでリョータは本当にずっとずっと心に引っかかりがあったのだろうな。
誰かにその事を言ったりせずバスケを楽しんで続けることでセラピーにもなっていたのだと思う。
辛いときでも平気なフリをする、バスケだけじゃなくて普段の生活にも影響したのかな。
そして沖縄に行くことで自分の中で区切りをついたようだけど、やはり自分の言葉で兄に影響を与えたのかもしれない、という思いや経験のあるリョータは、母親に手紙であったとしてもあの思いを伝える事は出来なかったんだろうな…。
リョータがバスケのプレイでも「キャラじゃない」と喋らない事も、何だか自分の話す言葉が嫌いだったのかな、なんて思ったり。
でも、それがあんなに立派なガードとしてみんなを引っ張っていくようになったんだもんな…泣ける…‥