ちょっと親子関係の暗い話 

娘っ子が志望校合格して、私は自分の受験の時には難関校合格しても泣かなかったし、ああそうかって淡々としていたのだけど、娘が本当に行きたがってた学校だから娘の合格では泣いちゃって、入学説明会でも本当に良かったねって思ったし、娘の採寸した制服いつ来るかな、合格して良かったな、本人も楽しみにしてるし嬉しいな、お弁当つくったげよって、ここんところ、娘のことなのにこんなに喜べて幸せでお得だなって気持ちで過ごしている。

でも、実母は「私が幸せそうにしていたり成功していると嫉妬して張り合う」タイプの人だったので、私自身は何か良いことがあっても手放しで褒められたことはなく、成績が良かろうが先生に褒められようが、必ず釘を刺されたり、未来の悪いことを予言されたり、いい気になるなみたいなことを言われながら生きてきた。母が私の事を「他人」として普通に褒めるようになったのはごく最近のことで、物理的に距離を置いて20年の時間が必要だった。

だけど、娘の合格を心から良かったね、嬉しいね、って楽しめる方が、嫉妬するよりもずっと楽で幸せな生き方だよなあ、って、洗濯物を干しながら今日は考えていた。「嫉妬」も手放すのが難しい、生きる修行のひとつなんだろな。

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ちょっと親子関係の暗い話 

私が同じことを娘にしないのは、単に私が「嫉妬」という感情とはあまり近くないからなだけで、人並みの嫉妬を持ってるタイプだったら、もしかしたら同じことをしていたのかもなという気もしてる。
そうならなくて良かったとは思ってる。

母も褒めてくれる人がいなかったのかもしれないなあ、と、大人になってから思って、過去のことは過去のこと、と割り切れた感じはする。

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