「心を開かない」男性が多い。どこでも多いが日本は特に多い。
傷つき、それを消化してそこから心を強くする事を推奨されず、間違いを起こさず完璧に生きろと育てられる。傷つくな、と言われる。
悲しいこと悔しいこと惨めなこと。
「悲しくない悔しくない惨めじゃない」と心をないものとしないと乗り越えられない。
失敗して傷ついてそれを隠さず打ち明ける事。
そういう態度を推奨しなければ「俺は悪くない」「あいつが」「世間が」と認知の歪みが始まる。心の鎧だ。そればかり習得しても心自体は弱いまま。
ウヨンウドラマで「子供は今遊ばないといけない」と連呼したキャラがいたが、「子供は今失敗しないといけない」もあると思う。
失敗させる。そして悔しい心を吐露させ消化させ、落ち着いた後にどうやって改善できるか話し合う。
そういう機会が親としては宝石のようなものであることは、私の周りの多くの親御さんは共通に認識している。
🇺🇸での子育てで勉強になった一面だ。
男性に心を開かない人が多いのは、「強くあれ」というプレッシャーが多いからではないかと思う。
ジェンダーバイアスの強い国(日本)でそれが顕著に現れるのは納得できる。
本当の強さは心を開かないと得られないのに。