『NOPE』観たー(WOWOW配信)!いやー、前評判通りの面白さでありました。ジャンル映画としての予測はつくけど、敵がとてもオリジナルなので行動の予測がつかず、むちゃくちゃハラハラする。あとあれが最後の一つとは思えないわけで、諸々込みで「お次はなんだ?」のあの映画を思い出してしまった。自分、ああいう系の敵と被害者の描写がすごく苦手なんですけど、なぜか観てしまうんだよな…。
『NOPE』、テレビで観ており本来作り手たちが考えた環境とはかけ離れた見え方だとは思うのだけど、それでも映像の見事さはある程度わかった。クライマックスが日中に展開されるとは思わず、あの光のなかでのアクションや敵の姿にはちょっと神聖なイメージすら感じてしまったな。Midjorneyが流行ったとき、聖書のなかの天使の描写を絵として出力させたら…というイメージが話題になっていたけど、あれを思い出した。
『NOPE』、公開時に宇多丸さんの批評を聴いていたので、抽象的な含意はある程度意識しながら観た。あのシットコムの事件がもたらす更に大きな悲劇、悲しいけれど人間はこうなってしまうかもしれんな…(いいやつだと思ってたけどおまえ馬を何頭使ったんだよ、と思うと彼の裏面に愕然とする)という説得力があって、主人公たちの顛末とも緊密に響き合う映画の支流だった。いかれたプロフェッショナルの末路とあわせて『イントゥ・ザ・ストーム』も思い出したな
『NOPE』、自分が一番フレッシュに感じてしまったのは主人公たちの造形で、撮影現場でまともに人に意志を伝えられない兄にせよ人の話を聞けない妹にせよ本当にいらいらするのだけど、その二人の意志の伝え方こそが死地をくぐり抜けることに成功する、というクライマックスは本当に見事でありました。たぶんあのあとも失敗続きの人生だと思うのだけど、「思い知ったか!うちらは最強なんだ!」と泣きながら勝利を叫ぶ妹の声を思い出すと、心の底から応援したくなってしまうというか。いや、自分含め人間ってこういうふうに弱いし、強いんだよな…という。
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『NOPE』、テレビで観ており本来作り手たちが考えた環境とはかけ離れた見え方だとは思うのだけど、それでも映像の見事さはある程度わかった。クライマックスが日中に展開されるとは思わず、あの光のなかでのアクションや敵の姿にはちょっと神聖なイメージすら感じてしまったな。Midjorneyが流行ったとき、聖書のなかの天使の描写を絵として出力させたら…というイメージが話題になっていたけど、あれを思い出した。