うちの高2(理系)の国語の教科書見たら、小説が全然なくてびっくりしたんだけど、こういうことだったのか。
実用的な文章ばっかりでつまんなさそうだった :blobcatlaughsweat:
本人は文系ならあるんじゃないかって言ってたけど、指導要領が変わったなら、文系理系関係なさそうですね。

自分から読もうとする子しか、小説に触れる機会のない時代なのね。
私は小説大好きだし、単なる娯楽以上の、人生を左右するくらいの影響があると思うので、とても残念 :blobbonesad: [参照]

『穢れた聖地巡礼について』”近畿地方~”の著者第二弾。
前のほうが怖かったけど、カクヨムで読んだので、スマホで読む個人的体験とモキュメンタリー要素がうまく合ってたのもあるかもしれない。
これは作内に出てくるムック本のページが、実際に口絵に入ってるのが面白かった。
はネタバレあり booklog.jp/users/umimugi/archi

『地図男』地図帳に膨大な物語を書き込む放浪者と、それに魅せられる者の話。面白かった!
こんな感じで、ネットの地図上に物語を埋め込んでいくの面白そう。物語媒体の新たな可能性 :blobcatowohappy: もうあるのかな。
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『破砕』ク・ビョンモ
「破果」の65歳の女殺し屋の誕生秘話的な短編。
若いだけあってエネルギッシュで、想いも瑞々しい。強くてかっこいいのは変わらず :iineiine:
シリーズ化すればいいのになあ。
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『地雷グリコ』
表紙のイラスト、白黒にピンクの爆弾か何かだと思ってて、タイトルも地雷なので、生死を賭けたハードな話だと思ったら、意外と青春エンタメものでした :blobcatbook:
今どきなキャラの名前が難しくて苦労した。
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『記憶翻訳者 いつか光になる(創元SF文庫)』
共感力が強すぎ、自他の区別も難しいほどの過剰共感能力者。
それを障害でなく才能・強みとして活用し、記憶の汎用化を事業展開する会社にまつわる短編集。
関西弁の主人公が明るくて読みやすいし、みんな悩みの中前向きに生きていて、今後を見守りたくなる。
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『彼女がエスパーだったころ』似非科学がテーマだけど、それが良いとか悪いとかでなくて、気持ちを寄り添わせるような感じがよかった。

最近の、正か偽か0か1かみたいな分断の時代こそ、こういう”それはそれとしてあなたの感じたことをわかりたい”みたいな気持ちは大事かも。
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『1984 (角川文庫)』
実は初めて読んだのだけど、人生で読んでおけて良かったです。
新訳版だからか、古さは全く感じず。
10年前なら、また感想が違ったのかもしれない。
今は既に”総監視社会”ですもんね👁️

下層庶民向けの歌や小説は、生成AI的なものが作っている話でゾゾッとしました。
娯楽を与えて庶民のガス抜きをしつつ、創造性は余計な思考を生み出すから、人ではなく機械が作る。
やっぱり手放しで生成AI使ってちゃヤバいのよ :meow_parasite:

は一応ネタバレあり booklog.jp/users/umimugi/archi

『或る集落の●』
土着信仰ものの短編集。青森の山深くにある集落、隣接する不可侵の人々。
時も場所も別々に起きた薄気味悪い事件が、その集落の “あれ”でつながる。後味は悪い。

私の両親は宮城出身でセリフの言葉が近かったので、そのあたりは懐かしく読みました。

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『生きのびるための事務』
内容は、夢とそこに至るステップを言語化・数値化して、それを継続して実行しようという、自己啓発書では定番ともいえる話なのだけど、「事務」という言葉の意外性と素朴なイラストの親しみやすさで、新鮮に読める。

あと漫画を担当してる道草さんの作品をトーチで読んでいたので、こういう仕事もしているんだー元気ならよかったなあという気持ちになりました :blobcatbook:

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『いずれすべては海の中に』
TLで見かけてKindle Unlimitedにあったので読んでみたけど、とてもよかった :blobcatsmilehappy:
主人公の女性たちはみんな芯があり、状況はどうであれ前を向く。素敵。
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『四ツ山鬼談』鬼とあるけど鬼味は薄い。
長く人が住み続ける土地に、業がたまり、業と共に生きる。派手なホラーはないけど面白かった。
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『火の魔法陣(上・下)』
斎藤栄さんの訃報を聞き、読んだことのあるこれを再読。
若い人はドン引きであろう、昭和のブラック労働・コンプラ違反・セクハラを土台としたミステリ。

そんな言葉もなかった時代だしね…当時を知ってる私でも、今読むとドン引き :blobcatfearful:
ある意味時代の記録となってるかもしれない。
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今日の戦利品。キュンタのしおりゲット​:blobcatcheer:​もらったのウチワ型以来で、小さくシンプルになったなと思ったけど、逆に使いやすくていいかも。

創元70周年記念小冊子は、もうなくなっちゃったかと思って聞いてみたら、まだ並べる前で、店員さんが苦労して出してくれました​:blobcat_gomenne:​今度ここで創元文庫買わなくては。

あと帰ってから気づいたけど、電書ならハヤカワは今半額セール中だった​:blobcatlaughsweat:​飛先生の​​:x_twitter:​アイコンはこの絵だったのかーと思って思わず買っちゃった。

『編み物ざむらい』編み物が武士の内職仕事だったなんて知らなかった!鍵代わりになる飾り結びとかやってみたい。
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『エレクトス・ウイルス (上・下)』 恐怖の退化ウィルス・パンデミック。
”読了”書くのが2ヶ月ぶりだー :15neko:
毎日ドローイング練習やるようにしたら、本が読めなくなってしまった。両方できる器用さが ほしいー
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『何故エリーズは語らなかったのか?』(森博嗣)WWシリーズ最新刊 :blobcatbook:

直接内容と関係ないけど、主人公のグアトが高度AIの皆さんにモテモテだったり、人類の最高頭脳シキ博士に一目置かれてたりするのは、グアトがAIにない極端に飛躍のある発想をするから、というのは、今の生成AI時代に人間が何をするのかという問題のヒントになる気がする。

はバリバリネタバレあり。
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廃園の天使シリーズいいですよね…​​:blobmelt:
飛浩隆さんの​:twitter:​見てると、こんな温厚そうな方があの破壊的で美しい物語を!とドキドキする。
今の連載早く書籍化しないかな。

図書館で借りた「スティーヴン・キング大全」、キング自身と作品の年代記。キングのおちゃめな写真やエピソード満載。
自分と家族の経験、さらにアルコールや薬の依存症や大怪我をした交通事故までが、作品に落とし込まれていく過程がわかる。
これとか「ScienceFiction大全」みたいな、読みたいけど高価で手を出しにくい本を、図書館が入れてくれるのは本当にありがたい​​:blobblush:

森博嗣WWシリーズ最新刊。この冒頭を読むに、前作からあまり月日はたってないっぽいな​:blobcatthinking2:​ やっぱり買ってくるか…
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