25くらいのざわ。交際経験なしの性欲魔人。
オナ上級者だが人肌恋しくついに風俗デビュー。

無意識に金髪長身陽キャっぽい男選ぶ。

「どんなエッチがご希望?」
「その、恋人っぽいのがよくて。あの……とはいっても交際経験がなく、」
俯いてモジモジするざわにモブは優しく話しかける。
ざわがリラックスしてきた頃には抱き合ってチュッチュしながらシコられてすぐにイっちゃう。
「す、みません。」
「きもちかったんでしょ?全然いいよ〜むしろ嬉しい!」
そのままアナル触られるも「びゃっ!」と体硬直させるざわ。
「そ!そっちはいいです!!」
「なんで?いじったことあるんでしょ?」
ぎゅって抱きしめられたまま指でいじいじされて大興奮ざわ。
「最後までしちゃう?」
「付き合ってないのに、それはさすがに……」
はふはふしながら断るざわにモブはヨシヨシしながらいっぱいちゅーする。
「そっかあ。じゃあ付き合う?」
「は?」
「君のことすごいタイプだし、君も俺の見た目好きなんでしょ?体の相性もいいよ。」
「えっと……」
「今すぐじゃなくていいからさ。連絡先交換しよ?」
流されて連絡先交換して結局付き合うざわ。
ラブラブ絶頂期に初めてを全部このモブに捧げるんだけど、ちょっと落ち着き出すとモブの仕事に不満を持ち始める。

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「そんなん言われても付き合う前から知ってるじゃん。」
とど正論言われるけど自分以外を抱いてる事実が嫌で山田に愚痴る。

「えーっと?風俗で稼いでる彼氏の仕事が嫌ってこと??」
「矛盾してるのはわかってんだが、自分まで客扱いされてるみたいでつらい。」
「え?なに?貢いだりしてんの??」
「してない。朝飯夕飯は一緒に作るし風呂では洗いっこしてる。マッサージもしてくれるし俺が寝つくまでキスしながらヨシヨシしてくれる。愛情は感じてる。」
「くっそ羨ましいふぁっく。」
「あ?」
「いやいやなんでもなくて!因みに彼氏どんな顔してんの?写真見せてよ。」
酔っぱらいざわがにんまりしながら見せてくれたモブの写真どー見ても山田の劣化版。イケメンだけど山田の劣化版。
「……はぁ〜(くそでかため息)あのさぁ。俺でいいじゃん。」
「はあ??」
「ソイツにだって生活あんだしすぐやめれるもんじゃねえだろ?そんでお前は嫌だって話。別れりゃいいじゃん。」
「そういうこと言われたくてお前に相談してるわけじゃない。」
「じゃあなんて言って欲しいの?」
「それは、」

ここで山田にちゅーされんの。
びっくりして目開けっぱなしざわ。
山田も目開けてて綺麗なペリドットに心臓バクバク。
「俺を選べよ相澤。」
めっちゃいい声で決め台詞ぶちかます山田にざわはちょろりと陥落。
そのままホテルに連れ込まれてラブラブセッを決め込む。
モブ彼のセッも大好きだけど山田とのセッが格別すぎてしゅきしゅきモードで大ハッスルするも一夜開けて自己嫌悪に陥る。
嘘もつけないのでおうち帰ってモブ彼に土下座するざわ。
「俺の見た目好きなのは誰かの代わりだって知ってたよ。色々傷つけてごめんね。ショータの幸せが俺の幸せだから。」
なーんて途中まで格好つけるけどコイツも例に違わず子犬系なので、ざわにヨシヨシされたら「うわぁあぁん!!ショータが寝とられたぁああ!」ってひとしきり泣くといいよ。

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