THE BEAR S2、完走しました。人は何歳からでも学べるということを、肩や背中をバンと叩かれるように鼓舞された気持ちです。いくつになっても人は変われる。人生で躓いた経験のある、傷持つ人々をちょっと荒っぽく点火するように応援する内容で7話からずっとリッチー!!!!って指笛を吹きたい気持ちでいっぱいでした。朝起きて、出勤するまでの時間、他人が見ることのない折り畳まれた時間が繰り返される。愛おしくてみっともなくてどうしようもない生活の時間。
クレアの描写だけがどうしても人間らしさを感じず、サークルクラッシャー的な露悪さを付与されてる気がして嫌だったな。人としての重層的な魅力を描く気が感じられなくて、悲しくなってしまったよ。スカイウォーカーの夜明けぶりにでかい声で「キッスすな!!」が出ちゃった。