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加藤周一が芸術至上主義の限界を書いていたはず。読み返したくなった。おおよそうろ覚えなので。敗戦後数年くらい。

木蓮の蕾が大分ふくらんで、木そのものが少しふくらんでいるよう。

本棚の奥で変色し虫に食われて頁が朽ちるにまかせるより、誰かがまた読む機会になった方が良い。

フィオナ・マクラオド『かなしき女王』
東逸子の挿画につよく惹かれたのだった。
学生の頃に買って、それからずっと持っている。色々なことがあり、本も読んでは手離しを繰り返してきたけれど、この本とあと幾冊かはまだ手元にある。

これはすごく良いな。

【筑摩書房 近刊情報2/13発売】片山廣子 著 早川茉莉 編『片山廣子随筆集 ともしい日の記念』(ちくま文庫)
つれづれから掬い上げた慎ましい日常の中にこそ揺るぎない生の本質が潜んでいる、とその人は知っていた。美しくゆかしい作品を集めた一冊。単行本未収録2編を増補。
twitter.com/chikumashobo/statu

抵抗のための物語が共有しにくい、というのはあるのかも。でも、物語自体はあるはず。

日本と韓国は「#MeToo」運動でどう変わった? 女性の権利が向上、一方で激しい「バックラッシュ」も
nordot.app/1123125052505014706

 「韓国では民主化運動の経験もあり、権力を持つ者の不正に人々があらがうことは肯定的に受け入れられている。しかし、日本では社会が共有している抵抗のストーリーが薄い。」

昼間、瀬田貞二の『幼い子の文学』を図書館で開いて、ファージョンの詩を読んだから。
児童文学を読み始めたのは二十代に入ってだったから、読み手として想定されていないのは気にならなかった。その頃は、「年相応とされるフィクション」を面白いと思いつつ、扱いかねていたようにも思う。

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良かったニュースとつらいニュースとあって、気持ちが落ち着かない。

「でも、仕方がないわ、生きていかなければ!ね、ワーニャ伯父さん、生きていきましょうよ。長い、はてしないその日その日を、いつ明けるともしれない夜また夜を、じっと生き通して生きましょうね。」

この前の放送大学で物語のない感情や人格(パーソナリティ)は果たしてあるのか、という話をしていて良かった。

手元の本をまず読んだほうが良いけど。

図書館で本を返却し、何か借りようと思って結局決められないまま帰ってきた。背表紙を眺めるのが好きなのでそれも良いけど。書架の間をぐるぐる歩きながら題名と少し見える装丁を眺めるのは落ち着く。疲れるけど。凝っていると思ったのは須永朝彦の小説。

だいたいいつも同じ場所にいる、おそらくはノスリ。電信柱のてっぺんに止まっている。冬毛でふっくらしている。

これも、いつになるかわからないけど読んでおきたい。

男同士の絆
イギリス文学とホモソーシャルな欲望
イヴ・K・セジウィック 著  上原早苗・亀澤美由紀 訳
unp.or.jp/ISBN/ISBN4-8158-0400

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