“「理解」とは、他人の中に入っていってその人の内面に触れ、魂を覗き見ることではなく、その人の外側に立つしかできないこと、完全に一体にはなれないことを謙虚に認め、その違いを肌で感じていく過程だったのかもしれない。その上で、少しずつ相手との距離を縮めていって、「近く」から「すぐ隣」になることなのではないか。そのような理解が、傾聴が、共感が、この危なっかしい傾きという問題の答えを見つけなければならない私たちの世代に必要なことであり、制度を作ったり直したりする人たちにとってもやはり、監視と処罰の前に、統制と回避の前に、一番初めにすべきことだったのかもしれない。“
「傾く春、私たちが見たもの」キム・エラン
『目の眩んだ者たちの国家』
https://www.shinsensha.com/books/1043/
[前略]“私がようやく見つけ出した答えは、もし私たちが他人の内部にまで入っていくことができないのならば、とりあえず近くに立ってみることが最初にすべきことなのかもしれない、ということだった。その「近く」に立つために、時には脚が震えたり顔が赤くなったとしても、まずは立つだけ立ってみるのが正しいのではないか。”
「傾く春、私たちが見たもの」 キム・エラン
『目の眩んだ者たちの国家』
https://www.shinsensha.com/books/1043/
移民・難民越冬緊急支援〜さまざまなルーツの人が、この冬を無事に暮らせますように。 - クラウドファンディングForGood - @MigrantsSmj
https://for-good.net/project/1001467
どうか概要だけでも読んでいただきたいにゃん。
移民・難民として日本で生きる人々の苦しい状況に胸がつまるにゃん😿
とは言え、本来なら難民条約や人種差別撤廃条約を批准している国が保障しないといけないことなのに、
こうして民間の人々が骨身を削らないといけない状況も歯痒いにゃん。。。
共生社会のためにいつも奮闘してくれている移住連さんが、
クラウドファンディングをスタートしたにゃん🔥
移民・難民越冬緊急支援〜さまざまなルーツの人が、この冬を無事に暮らせますように。 - クラウドファンディングForGood - @MigrantsSmj
https://for-good.net/project/1001467
現場の状況はなかなか厳しいようだけど…
お腹いっぱいで温かく、安心安全に…
#さまざまなルーツの人がこの冬を無事に暮らせますように 🌸
という願いを広めるにゃん!
拡散だけも誰かの力になりますにゃん!
X:https://x.com/migrantssmj/status/1869038601188904995?s=61
Instagram:https://www.instagram.com/p/DDrxUI8SzWM/?igsh=MWlyc2ozNGZpeXUxNw==
よろしくお願いしますにゃん🙏
アサド政権崩壊、シリアの「故郷」を知らない子どもたち、親たちの葛藤
https://d4p.world/29919/
“曺智鉉は大学時代、文化遺産の写真の巨匠として有名な土門拳の鉱山村写真集を耽読し、ドキュメンタリー写真家の道へと踏み出した。自身の胎盤とも言うべき生野をはじめ、日本で差別された部落民の生活をとらえたルポルタージュで名声を得て、写真集「部落」(1975)と「猪飼野」(2003)を出版している。”
https://japan.hani.co.kr/arti/culture/32856.html
「なくても ある町/そのままのままで/なくなっている町/…みんなが知っていて/地図になく/…日本でないから/消えててもよく/どうでもいいから/気ままなものよ」
「みんなが知っていて地図にない」猪飼野ー日本の中の小さな済州https://japan.hani.co.kr/arti/culture/32856.html
日本はパレスチナ国家承認にどう向き合うべきか(上) 現代イスラム研究センター理事長・宮田律
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33072
“ドイツ、フランス、イタリア、ロシア(ソ連)などの人種差別を肯定する世代にとっては、ユダヤ人が社会から存在しなくなり、パレスチナに移住することは都合が良いことだった。ユダヤ人に対する暴力的襲撃が激しかった旧ロシア帝国を引き継いだソ連も、パレスチナ分割決議に賛成した。ソ連はユダヤ人の反英姿勢に注目し、イギリス撤退後の東地中海地方において独自の利益を推進することを目的としていた。当時エジプトやイラク、ヨルダンはイギリスの強い影響下にあり、親ソ的なユダヤ人国家の成立はソ連の戦略目標に適うものだった。
かくして1947年11月29日、国連総会でパレスチナ分割決議が採択された。”
書店、出版、流通が危機的状況にあり、特に独立系の書店は新規開店の話が全然ない。
https://www.tbsradio.jp/articles/91061/
12/17(火)特集「文学から知る、シリアの現実」
https://www.tbsradio.jp/articles/91061/
「日本語版によせて」(抄)ウェブ公開
ヤシーン・ハージュ・サーレハ『シリア獄中獄外』岡崎弘樹訳 2020年6月25日
https://magazine.msz.co.jp/new/08911/
“本書によって日本の読者とはじめて出会うことから、「嬉しい」と言うべきだろう。だが、祖国が収監や亡命、強制失踪、親しき仲間の喪失などを経験している最中で「嬉しい」と言うことはむずかしい。にもかかわらず日本の読者には本書を通じて今日のシリアや世界に関して熟考し、知識を深めていただきたいと望んでいる。本書は嘆きやあきらめではなく、闘いのためのものだ。もはや諸国の運命はそれぞれ孤立していない。ある場所で生じていることが現在あるいは後に別の場所で影響を与えることは疑いない。ドイツでは「難民危機」が右翼ポピュリズム勢力「ドイツのための選択肢」(AfD)の伸張を促す要因となった。この現象はいっそう幅広い世界における右派の迷走の一環であり、今日、世界の問題はかつてないほど国際的に検討され対処される必要があることを示しているようだ。(…)”
「日本語版によせて」(抄)ウェブ公開
ヤシーン・ハージュ・サーレハ『シリア獄中獄外』岡崎弘樹訳 2020年6月25日
https://magazine.msz.co.jp/new/08911/
“ナチズムは崩壊し、殺害や自決を免れた者は裁かれた。ポルポト政権は1979年にベトナムの占領によって崩壊し、 フツ族の支配も1994年に100日間で80万人の虐殺をおこなった数ヵ月後に終止符を打たれた。ところがシリアの場合、私の推定では60万から70万人を殺害している体制が生き残り、殺戮や拷問、強制追放を続けている。シリア国外の難民約660万人の状況も変わらず、そのうち欧州に避難した約100万人がいわゆる「難民危機」を引き起こしている。これらはすべてシリア領内における米露、イラン、トルコ、イスラエルの軍事プレゼンスによって、さらにイラクやレバノン、トルコの民兵組織、英仏の特殊部隊によってある種の国際的な後ろ盾を得ている。”
「監獄経験を記すことは独裁政権によって引き裂かれることへの抵抗なのです。戦う相手は独裁であり、政治囚であり、また収監を強いる政治です。となれば監獄の物語や経験談をイデオロギーや神話から脱却させる必要があります。監獄が個性を消し去るのであれば、監獄について書くことは、その野蛮な腹を切り裂いて個々人の物語をひとつひとつ救いだすことです」
『シリア獄中獄外』ヤシーン・ハージュ・サーレハ
https://www.msz.co.jp/book/detail/08911/
翻訳家の柳谷あゆみさんがご紹介したシリアを知る文学作品
『無の国の門 引き裂かれた祖国シリアへの旅』
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b498044.html
『歩き娘:シリア・2013年』
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b646774.html
『シリア獄中獄外』
https://www.msz.co.jp/book/detail/08911/
ss954
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