「戦争責任というような言葉のあやについては、私は文学方面についてはきちんと研究していないので、答えかねます」note.com/k2y2manabe/n/nf40cfe6

徐京植氏
 “私も世間が憤激するかと思ったら、そうならなかった。詩人の茨木のり子氏の詩「四海波静」くらいが私の印象に残る辛辣な批判でした。その時、リベラルを自任する人たちは何を考えていたのか。この時はまだ冷戦構造が崩壊していない時期ですからね。そこにはもっと深い、高橋さんの言葉では「地金」みたいなものがあって、戦後民主主義的な空間自体がメッキだったということがはっきりと現れた瞬間だったのかもしれませんね。”

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[詩]6月 /茨木のり子
japan.hani.co.kr/arti/culture/

「戦争責任を問われて/その人は言った/そういう言葉のアヤについて/文学的方面はあまり研究していないので/お答えできかねます/思わず笑いが込みあげて/どす黒い笑い吐血のように/噴きあげては、止まり、また噴きあげる」(「四海波静」より)

「野ざらしのどくろさえ/カタカタカタと笑ったのに/笑殺どころか/頼朝級の野次ひとつ飛ばず/どこへ行ったか散じたか落首狂歌のスピリット/四海波静かにて/黙々の薄気味わるい群衆と/後白河以来の帝王学/無音のままに貼りついて/ことしも耳すます除夜の鐘」(「四海波静」より)

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