「731部隊」を描いた韓国ドラマから日本人は何を学ぶか。パク・ソジュン主演「京城クリーチャー」が問いかけることhttps://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_65c5dac4e4b0fb721d609619
“脚本家のカン・ウンギョン氏は、「最も注力した部分は日帝強占期(日本統治時代)を耐え抜いた人々」「何か言われてもその時代を正面からきちんと扱いたかった」と韓国メディアに話している。”
加藤哲郎一橋大学名誉教授
「研究などでも明らかにされているように、初めは『隠蔽』、そして部隊関係者らの『免責』という過去がありました。日本は戦後、人体実験の事実についてアメリカ側に隠し通そうとするが、隠しきれなくなり、データをアメリカに提供することで、東京裁判で裁かれることを免れたという背景があります」
“731部隊が旧満州から引き揚げる際、隊員たちは、①部隊について隠し口外しない、②公職に就かない、③隊員同士連絡を取らない、という3つのことについて死守するよう伝えられていた。”
“しかし、公職に就かないという点については、特に研究職にあった技師などは、戦後に国立大学や公立病院などで職を得て、高い地位に上りつめた者もいた。”