象徴天皇制、根源から問い直す議論を 主権者への原武史さんの訴えhttps://digital.asahi.com/articles/ASS3C6KGBS2YUPQJ012.html?ptoken=01HRXGFC41298XQW017PYF1MQW&s=09
「むしろ右派が逆説的に存廃の話をしているのに、左派リベラルは存続が前提の議論ばかりしています。平成流を過度に理想化し、上皇を戦後民主主義の擁護者かのように仰いでいるのも主に左派です。安倍晋三元首相的な改憲派に対する防波堤的機能を、天皇や上皇に期待する声すらあります。しかし、民主主義を機能させるという、本来政治や国民が果たすべき役割を、天皇や上皇に求めるのは極めて危うい。その時々の政治の否定勢力が天皇とつながろうとするのは、昭和維新をもくろみ2・26事件を起こした青年将校が抱いた理想に近い。『リベラル』が天皇や上皇にそうした期待を抱くのは、筋違いも甚だしい」