「男性は壮大なフィクションから脱却を」 信田さよ子さんの提言https://mainichi.jp/articles/20240301/k00/00m/100/074000c?s=09
“人工妊娠中絶手術は原則、相手の男性の同意が必要とされていて、いまだに(子宮内を金属製の器具でかき出す)「搔爬(そうは)法」など母体にリスクのある術式が主流となっています。また23年11月から、薬局でのアフターピル(緊急避妊薬)の販売が試験的に始まったものの、費用は高額なままです。
こういった現状から、妊娠は婚姻関係下ですべきで、「枠から外れた人」を罰して「痛い目に遭わせる」という女性蔑視的な思想が、明治期から全く変わっていないと感じます。”
“今の大人たちは性的同意について学校で教わる機会がありませんでした。大っぴらに語られませんが、アダルトビデオの影響からか、性行為の際、女性は「嫌がっているように見えても、実は喜んでいる」など「壮大なフィクション」を信じる男性は大勢います。”