“重要であるのは、西洋における他者蔑視の表象である〈野蛮の言説〉をヒトラー個人に還元せず、西洋植民地主義の明白な帰結のうちにヒトラーの思想をも位置付けることです。そのことを確認すべく、飽くことなくエメ・セゼールの『植民地主義論』(一九五五年)の次の言葉を引用しておきます。
「ヒトラーか? ローゼンベルクか? いや、ルナンだ」。”
第一一講 ナチズムの論理と実践
植民地主義からホロコーストへ

野蛮の言説
(春陽堂ライブラリー 2)
著者: 中村隆之shunyodo.co.jp/smartphone/deta

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『国家と犠牲』を読んでいるとルナン『国民とは何か』が出てくるのでこれを読み返したくなっている。哀悼の共同体が誰を排除するのか。レイシズムに基づく植民地主義。
QT: fedibird.com/@takako3599/11152
[参照]

 
“重要であるのは、西洋における他者蔑視の表象である〈野蛮の言説〉をヒトラー個人に還元せず、西洋植民地主義の明白な帰結のうちにヒトラーの思想をも位置付けることです。そのことを確認すべく、飽くことなくエメ・セゼールの『植民地主義論』(一九五五年)の次の言葉を引用しておきます。 「ヒトラーか? ロー...
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