『構造と力』見取り図として読めば大変わかりやすく、問題の所在をだいたい正確に押さえていると思われる。問題はそれを踏まえて浅田の出している解決策というか指針に少なくとも僕は1mmも共感できないというあたりにある。いやどうだろう。意外と浅田が正しいというのもありえなくはないだろうけど
「自然な性向に逆らってるから偉い」というのを認めてしまうとそれはけっきょく「努力」に向かう力動の中にある自然な性向を否認し意志の力みたいなものに回付してしまうことになる。僕はそれが嫌なんだろうな
結果を出すために、そのときそのときのやりたいことをある意味『犠牲にして』振る舞うのが努力、ということなんだろうけど
努力した場合の「やりたかったけどやらなかったこと」って幻想では？ 人は本質的にはそのときそのときでやりたいことをしているだけの生き物である
これはこっちのアカウントで書こう（jpのLTL向きじゃない）
被害者意識は普通に主客転倒してる倒錯で、
自分で「こうあることが正しい」と宣言しそれを求めないといけないところ、「あるべき正しさを実現していないこれによって私が圧迫されるのは不当だ」みたいに言い出す（あるべき正しさは君が言わなかったらないだろ？ というところが主客転倒）
殴られたくないとかレイプされたくないとか殺されたくないとかは単にエゴイズムであり、みんながそう思うから社会制度としては抑止されているけど、個人の立場において「そういうことは間違ってている、罪だ」と他人を糾弾することは元のエゴイズムでしかなく、倫理的正当性はない、みたいな立場
生きてりゃなんでも起こるんだから覚悟を決めるべきであり、それをしないからエゴイズムでしかないものを「道徳」として主張する
ある種の女性が最低なのは、自分が嫌われたり敵を作ったり酷い目に遭ったりするする覚悟ができてないことから、道徳的な正しさを導こうとすることだと思う
ふぇでぃばくん息してる～？ 息してて……
Xではメリトクラシーが話題ですが、自分の価値や成果を評価するに値する主体が外部にいると思うのがまず間違いですね
ラカンを平べったく読むと、言語＝象徴界＝ファルス秩序、になってしまうが、たぶんそれは「譲りすぎ」なんじゃないかなぁという感じがする
ゆうて僕は男捨てれてなくて、かつ反ファルス秩序傾向は強いので、反ファルス秩序において成立する性的客体や性的欲望はなに？ という問いを立てなきゃ駄目だろうな～と思っている
自分の言辞とか存在とかへの正当性への懐疑を否認・抑圧できる人はそういう訳で強い
（メタに言えば……とかじゃなくて素朴な意味で）
これはこっちに投げよう
酷い（人を傷つける的な意味で）言葉は普通に存在し、それに一定の正当性や真理性も認める、みたいな人はナルシシズムでイキれない
ナルシシズムでイキれる人は、「そんなこと言うなんて酷い」「お前はキモい」的に、自分の価値を否定してくる他者を弾き出し、父の助けを借りて殺せる訳だ
2023年 12月 に登録
