欧州の「未来に繋ぐ図書館」という記事。
図書館を人々を繋ぐ重要施設として設計・運営していて興味深い。
教養だけでなく、アート、創作、公共施設、コミュニティースペースなど様々な意義が与えられていて、昨今の孤独や孤立といった社会問題も織り込んでの計画だろうなと。
個人的には、デンマークのDokk1という図書館の中央螺旋階段に巨大なベル群が設置されていて、これが市内の大学病院の産科と繋がっていて、子供が生まれると親がボタンを押して祝いの金を鳴らすという話が印象的だった。
社会全体で子供の誕生を寿ぐという意識は、現代ではとても感じにくいものだから。