『天皇即位と大嘗祭―徳島阿波忌部の歴史考』読了。
大嘗祭の起源と歴史から始まり、その儀式で使う麻の織物『麁服』を調進する忌部族が、日本の歴史にどう関わってきたのか書かれている。
さらに倭国の起源についても考察されていて、面白かった。神社なども多く紹介されていたので、色々回ってみたいと思った。
『アマテラスの暗号』を読了。
日本の古代史の謎に迫る歴史ミステリー小説。天皇家の謎や古事記の謎、日本人のルーツを解き明かしていく。
ちょうど神社や日本の古代史に興味があったため読んでみたが、これが面白かった。ある程度古事記などの知識があれば楽しめる。
これに書かれていることはあくまで著書の推理なのだろうが、色々な謎が隠されていることは事実なのだろう。
本書で著者が言っているように日本の成り立ちや歴史に興味を持つことはとても大事だと思った。
とりあえず本書に出てきた神社には参拝しにいきたい。
『暴力と紛争の“集団心理”』読了。
戦争、虐殺、差別、いじめ、テロ、暴動などの暴力が発生するメカニズムについて社会心理学の視点から解析している。
豊富な実験例が紹介されていて読み物としても面白く知見が得られる。
集団が持つ特性を知る事ができるので、特にマネジメント層は知っておくと役立つ。
『Numbers Don't Lie』を読了。世界の人々、世界の国々、食、環境、エネルギー、移動、機械といった多方面のデータを多角的な視点から解説する本。データをどう読み取っていくか考え方を学べる。
『NOISE 上: 組織はなぜ判断を誤るのか?』を読了。
組織やシステム内で発生する 意思決定や判断の誤りの要因であるノイズについて『ファスト&スロー』の著者ダニエル・カーネマンが考察している。色々な事例が挙げられていて組織内で判断する立場にある人におすすめ
2017年のものだけどマストドンについて成り立ちなどがよくわかる書籍。特に堀さんが書いている第5章は分散型SNSについての予想が書かれていて面白い。Kindle Unlimitedで読めます。