僕はしつこいので言い続けますが、「アベノマスク」って、一体何だったのか。
結論はもう出ていますが、効果もなく、金だけかかったアレ、後世で「疱瘡よけのお札に等しい」と言われることだろう。まさか「政治と宗教」のヨコシマな繋がりがこんな形でも現れるとは(笑)。一言で言えば、大規模なおまじない。でも、多くの国民が「痛いの痛いの飛んでいけ〜」みたいにその「おまじない」をある程度支持したんだよな。
ふと、ローテルムンド先生の『疱瘡神:江戸時代の病いをめぐる民間信仰の研究』(岩波書店、1995年)を手に取った時、思い出したくもない天下の愚策を思い出したので、ここに書きつけます。