僕はしつこいので言い続けますが、「アベノマスク」って、一体何だったのか。
結論はもう出ていますが、効果もなく、金だけかかったアレ、後世で「疱瘡よけのお札に等しい」と言われることだろう。まさか「政治と宗教」のヨコシマな繋がりがこんな形でも現れるとは(笑)。一言で言えば、大規模なおまじない。でも、多くの国民が「痛いの痛いの飛んでいけ〜」みたいにその「おまじない」をある程度支持したんだよな。
ふと、ローテルムンド先生の『疱瘡神—:江戸時代の病いをめぐる民間信仰の研究』(岩波書店、1995年)を手に取った時、思い出したくもない天下の愚策を思い出したので、ここに書きつけます。

少し付け足しを。「アベノマスクはそんなに支持されていなかったのでは?実際につけた人も殆どいなかったし(大意)」という書き込みを見ました。確かに、「アベノマスクのおかげで、ため込まれていた不織布マスクが市場に出回るようになった」「アベノマスクの備蓄にも意味がある」みたいなアクロバティックな幇間芸は見られましたが、支持されていた、というのはちょっと微妙かも知れませんね。正確には「あんな愚策をしても、あの政権の支持を止めなかったものが多数いる」と言うべきでしょうか。

そうなんです。
アベノマスクと黒いつながりよりも(積極的に声を上げず間接的にでも)それを受け入れる市民が多数ということが恐ろしい。

次の選挙が心配過ぎて泣きそうです :0170:

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アベノマスクって、安倍の政治手法を肯定するかしないかという「踏み絵」として機能していましたよね。後継者も同じ路線だし(岸田なんかはもっとひどいかも知れませんが)。

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