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「現代日本では岩波新書ではなく、岩波ジュニア新書が「一般教養」としてちょうどよくなっている感がある」というツイートが流れてきた。ちょうど良くなっているかはともかくとして、僕が今まで学生に読ませたのは(「新入生ゼミ」という導入授業で読ませました)、岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』(ヘレニズムとヘブライズムという二つの潮流からの大胆な整理)(2003年)、川北稔『砂糖の世界史』(世界システム論の入門書でもある)(1996年)、松沢裕作『生きづらい明治社会』(通俗道徳、日本の「勤勉(と、その裏面としての自己責任論)」の罠を指摘)(2018年)です。大御所の方の研鑽の結晶。どれもお勧め。

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