25日15時からのJR西日本の会見映像がYouTubeに上がっていたので、興味があったので全てを見た(1.5倍速で)。その時間2時間。会社側からの説明は10分余、残りの1時間50分超が質疑応答だったのだが、はっきり言って記者諸氏の質問レベルが低い。論点は①ポイント故障がなぜおこったのか、②駅間停車の電車から乗客を降ろす判断が遅れたのはなぜかという2点だけだったと思う。それにかかわる前提等の確認は早い段階で行われていたが、その後も同じような質問がだらだらと続く。新たな論点を提示したり、論点を深堀りすることもない。これだけの時間をかける意味があるのかわからない。質疑対応は現場の責任者なので、むしろ復旧の指示にあたってもらった方がよほど有意に私には思えた。政治家のように企業は質問時間を制限することはできないだろう。それだけに記者諸氏ももう少しスマートに対応できなかったものか。また、事前に少しは勉強してきたら良かったのではなかろうか。会社側からペーパーがどのタイミングで出されたのかはわからないが、ペーパーも出ているのだから、ポイントの凍結防止対策2種類ぐらいは調べられたのではなかろうか。