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「しかし、近代に飛躍的な発展を遂げた科学は、宗教的な世界像を確実にするものではなかった。元々宗教から生み出された学究の営みは、いつしか『科学』として独立し、宗教とは別々の道を歩むことになる。そうした背景を背負って19世紀後半、日進月歩する科学の可能性を信じつつも信仰の可能性を絶えず追求しつづけたひとりの科学者であり哲学者がいた。それが、本書で取り扱うウィリアム・ジェイムズ(William James, 1842-1910)である。」
記事より引用

book.asahi.com/jinbun/article/

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