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「グランド・シャルトルーズ修道院は、カトリック教会の中でも厳しい戒律で知られるカルトジオ会の男子修道院である。修道士たちは、毎日を祈りに捧げ、一生を清貧のうちに生きる。自給自足、藁のベッドとストーブのある小さな房で毎日を過ごし、小さなブリキの箱が唯一の持ちものだ。会話は日曜の昼食後、散歩の時間にだけ許され、俗世間から完全に隔絶された孤独のなか、何世紀にもわたって変わらない決められた生活を送る──」

AAメンバーから教えてもらったドキュメンタリー映画。

限られた時間しか会話が許されない沈黙の掟がある修道院のドキュメンタリーです。舞台はスイスの山奥。
これだけセリフの少ないドキュメンタリーは珍しいのではないでしょうか。敬虔主義や静寂主義を生み出したヨーロッパのキリスト教信仰の懐の深さを感じる作品です。

『宗教的経験の諸相』の「第十六・十七講 神秘主義」の雰囲気や世界観を感じるためにも、また自身のステップ11の参考にも、おすすめです。

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