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ハドゥはもとは喫煙者だったんだけど、今はもうやめてる。
野営しながらいつも通り煙草を吸いつつくたそと雑談をしていたんだけど、喋りながらくたそがコホンとむせたのを見て、その時から吸うのをやめた。
くたそはハドゥが喫煙することに何も思って無いんだけど(咳も不意に出た)、ハドゥの方がいきなり分かりを得たというか、「煙で咳してる……」みたいな、ある種の衝撃を持って他者を慮ったというか。
それが極端に出てしまって、野営地を立つときにパイプも煙草も焚火の燃え殻の中に捨ててしまっている。

黒魔81到達した~ 長かった……。明日お風呂入ったらジョブクエやろう

その2 

「俺の吸ってる葉は……、東方地域の葉だ。ここじゃ滅多に手に入らない。……あんた、いい加減、俺なんかに構うのはやめたらどうだ。」
その好奇心を満たしてやれるものは俺には無い。どうせそのうち飽きて疎遠になるのだから、俺を傷つける事なく放っておいて欲しい。ささやかな敵対心を込めて返事とする。
冒険者を視界の外に外し、煙をゆっくりと吸い込む。憤慨したければするがいい。そう思って身構えつつ、息を吐き出すが……。
「東方地域ならツテがあるので、探してみますよ。どこが産地か、教えてくれますか?」
意外な返答に、思わず冒険者に顔を向ける。どこぞの貿易商とでも付き合いがあるのか?とてもそうには見えない。
そうしてまじまじと顔を見つめたので、彼女とばっちり目が合ってしまった。その薄桃色の瞳は相変わらず好奇心に輝いていて、俺はつい、故郷の話をしてしまったのだ。

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まだ出会って日が浅いハドゥとくたそ 

「バトハドゥさんは何か好きなものはありますか?次に来る時、お土産に獲ってきますよ。」
頭の上にピンと立つ白い耳をこちらに向けて、冒険者の女は俺に問いかけた。手には川魚。目線はそれに注がれている。彼女は慣れた様子で手際よく捌き、内臓を取り出して干物にする準備をしている。
それを眺めながら一服をしていたが、好きなものという言葉にはたと煙を吸う事を忘れる。俺の好物は何だったか。適当な相槌の後に続く言葉が無く、少しして彼女の方からもう一度話しかけられる。
「遠慮してますか?」
「……いや。思いつかないだけだ。」
自分のつまらなさを突きつけられた気分になり、なるべく突き放すような語気を出す。
「じゃあ、それはどうですか。煙草。」
苛つきを感じて吸おうとしたパイプに、彼女の目が向く。薄桃色で、瞳孔は縦に割れている。好奇心に満ちた眼差しに、なんとなく気圧される。

くたそはこの時ハドゥの事どう思ってたんだろ。さっきの話でガバッと省略したけど、有効部族クエをやりながらハドゥの所にちょいちょい顔を出してたらいいなって思って。ハドゥの身の上話もそのあたりで少し聞いてたらいいな。何でか分からないけど、FF14世界の人間はヒカセンにやたら口が軽いからな……。

て感じか?最初はドラヴァニアの森深い場所で嵐とリスキーモブに見舞われる流れだったけど、クルザスの方が命の危機感が強い気がして変えてみた。
蒼天3.xの内容マジで忘れたけど……、メジャーパッチの間になんとか……なるやろ!な!ならんかな 分からん……。

とはいえ、クーはまるきり無傷というわけでは無かった。雪吹き荒ぶ極寒の地で、2人は這々の体で崖下の横穴に避難する。
クーの治癒魔法であらかたの傷を癒したものの、クルザスの寒気は2人を骨の芯から冷やした。命の危機と凍えから、肌を重ねる。
そうして一夜を過ごし、ハドゥはもはやクーから離れがたい感情を得てしまっていた。「このクソ世界をぶっ壊してくれるのは、きっとこの子だ。」
ハドゥはクーの旅路への同行を懇願する。しかし、身を護る術を身につけてからというクーの提案により、ひとまず呪術師ギルドへ案内される。
ハドゥは自分の魔力で戦う術を学び、同時に魔法全般への興味を得た。しばらくの後、ギルドマスターのお墨付きを得てクーの旅路へ合流する。

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そんなハドゥに運命的な出会いが訪れる。嵐の中、雨宿りをしに1人の冒険者が自分のテントにやってきた。それがクーだった。
雨宿りのお礼として食糧や素材の提供を受け、ハドゥは渋々滞在を認める。その日はただそれだけだった。
しばらくの後、2人はクルザスで再会する。ハドゥがリスキーモブに嬲り殺しにされそうな時、どこからか現れたクーがそこに割って入り、たった1人で返り討ちにした。
ハドゥはクーの暴力を間近で感じた。クーが繰り出す技と殺意に、ハドゥは初めて暴力に希望的な感情を見出す。彼女が見せるこの破壊は、自分の見ている世界も壊してくれるだろうと直感した。ハドゥはそこで恋に落ちた。

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師匠を看取ってドラヴァニアに埋葬した後、ハドゥは葬儀屋から離れ、独立する。葬儀屋の傍ら、自分の特性を活かして失せ物探し、人探し、占いまがいな商売を兼業する。
そのうち、人を呪う手腕が薄ら暗い思惑のある人々を中心に秘密裏に知れ渡り、ハドゥは殆ど呪いで生計を立てられるようになった。そうして彼の厭世的な感情は殊更に加速していく。

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ハドゥはケレル族を追放されたあと、良い思い出のないアジムステップから遠く旅に出る。おそらく18-20歳。とすると、第七霊災はエオルゼアで被災したことになる。渡航は密航でもしたかもしれない。
ドラヴァニアで葬儀屋の婆さん(ミッドランダー)に呪術師の才能を見出され、なし崩し的に弟子になる。22歳ごろ?
師匠には他にも2人弟子がいたが、ハドゥはそこでも折り合いが悪かった。ハドゥは最後まで3人と馴染めなかったが、師匠はハドゥを見捨てなかった。

エーテル視は出来ないんじゃないかな。あくまでも感応力があるって感じ。

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活動場所はクルザスからドラヴァニア。くたそとの出会いもそのあたりの地域。
葬儀屋の顔もあったので、テイルフェザーあたりで蒼天を走ってるくたそともチラっと出会ってたんじゃなかろうか。お互い覚えてはいないけど。

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エーテルへ感応するのも敏感で、例えると犬みたい。エーテルの残滓から的確に人の居場所を辿れる。
その残滓からエーテルの糸のようなものを作れるので、確実に人を呪う事が出来る。くたそと出会う前は呪い屋として活動していた。

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くたそよりハドゥの方が魔力の容量がでっかいのを示す話はちょっと描きたいかな……。やろうと思ったらくたそに結構な大けがさせられるくらい出力も高い。元々そういう風に生まれたけど、呪術の訓練を受けて殊更に強化された。数少ないハドゥの優れた箇所。

ハドくた……。難しいことは何も考えず、2人が身を寄せ合って1つのベッドで眠ってくれればいいんだ……。

そういうドラマチックな終着点があると信じられれば、今現在、冒険の途中で、ラベンダーベッドで家を建てて拠点として使ったり、そこでどんだけでもイッチャイッチャして欲しいと思うよ。夫婦と勘違いされてもいいし、お互いにそんな未来を想像してもいいよ。でもそこで余生を送らないで欲しい。お前らに余生などというものは無い。

ていうかあれだな くたそが俗世的な余生を送るのにあまり肯定的になれないて感じか。ハドゥと結婚して子をもうけ、グリダニアのどこかで幸せに暮らしましためでたしめでたし、みたいなの。めっちゃつまんないしウゲーって感じ。
2人で行くとこまで行き着いて、「お前との旅路は素晴らしかった」って微笑み合いながら世界の為に消滅するとかしてほしい。

でもなー、くたそはアウラ族がハーレムを形成せず1人の妻に1人の夫という形態で家族を持つ事をめっちゃドキドキしちゃうと思うんだよ。夫を独り占め……?!私が?!みたいな。
知識として色々な家族の形態があると知ってても、当事者になった時に エッ?!一対一のつがい?!私が……?!ってなると思う。

ハドゥはくたその事を「この子がいつかこのクソみたいな世界をぶっ壊してくれる」と畏れながらも、彼女の英雄性に難色を示し、ともすれば堕落とも捉えられるように甘やかしたり世界から隔離してただの女の子として扱う。割と二律背反な想いを抱きながらくたそと接してるんだよな。

ハドゥがいる次元のくたそがどう生涯を閉じるかは全然わかんない。この2人家族になるのかな?なんか……あんまりなってほしく無いな。関係性が更新されないままずっと冒険が続いて欲しいかも。
ゼノくたと違ってそう思うのは、2人とも僕のキャラクターだからかな……。

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