金子優太『瀉血』観た。「ゴダールとジャームッシュとディレカンとATGが衝突事故を起こした奇妙な味の青春映画」というのが個人的印象。もっとジャンルホラーに寄せてくれたほうが好みではあるのだけど、こういう歪んだ枠組みでしか語れない何かもある。
一人で監督・脚本・主演・編集を担当した金子優太は頑張り過ぎだし、撮影の正木智也も健闘してた。というか、この映画の良さのかなりの部分を撮影が担っていたように思う。自主映画はガンガン長回しをふっかけて欲しい。主人公と友人の帰路が別れる場面のスプリットスクリーンめいた構図にも惚れ惚れ。
正直、作中で語られる善悪の話や塾講師のフィクションがどうたらみたいな話にはあまり興味を持てなかったけど(塾講師の変な演技と不自然極まりないジャンプショットは楽しい)映画撮影に対する初期衝動(超絶ふわふわワード)のようなモノは強く感じた。インディーの空気感が好きな人にはおすすめできます。
高橋洋と黒沢清と石井隆と相米慎二と初期の北野武みたいな映画だけずっと観ていたい。
高橋洋が早大シネマ研究会時代に発表した8ミリ映画『夜は千の眼を持つ』の予告編。誇張抜きで自分が映画に求める大半のものが詰まった最高の映像。あまりに悍ましく、あまりに孤高。最後の方に出てくる黒沢清のコメントに強く頷く。
https://twitter.com/TakahashiHorror/status/1631927456994320384?s=20
もうこれでいいかなって思ってる。黒か紺の細いボトムス合わせて中にシャツやらセーターやら着てれば夏以外は大体いけるやろ。あとはあまりごっつくないスニーカー履けば完璧やね。
https://www.shipsltd.co.jp/g/g114040341/
春秋冬3シーズン着回せそうなライトアウター(真冬でもレイヤード+マフラー類で対応するからアウター自体にそこまで暖かさを求めない)買おうと思って通販サイトの最終セールとかいう名の売れ残り品漁ってた。予算機能性デザイン全ての条件を満たすブツを二つまで絞ったぞ。試着で諸々確認してから本当に買うかどうか決めたいんだけど、通販サイトの売れ残り品にそこまで望むのもね……。届いた品がイメージと違ってキレ散らかしながら古着屋に持ってくとこまで通販生活です。尚、我慢して着るという選択肢はない模様。
労働してきます!
休みの日に映画を観ます。時々、本も読みます。