ジャンプ読んだ。掲載位置最下位の漫画のサブタイが「底」ってさすがに笑えんやろ。
『累々戦記』、あまりに「透明な(傑作ではない)漫画」すぎる。大きな減点材料がない代わりに、目立った加点材料もないのがニントモカントモ。一応、初期は「粘着性の高い男同士の友情描写」みたいな武器もあったような気がするけど、それで人気が出ないと判断した途端エロい女キャラの連続投下(最新話に出てきた淫紋(?)持ちの黒ギャルを見よ!)でテコ入れしようとするのいくらなんでも露骨すぎるだろ。一体、何がしたいんだこの漫画は。
漫画としての軸がブレてる。
あと「もう一人の主人公」ポジの能力が防御系なのもいただけない気が。防御系の能力、よほど巧くバトルを組み立てない限り見せ場を作りづらいのでは。キュアミントが続編で防御を捨てた(完全に捨て去ったわけではない。さらにいうと一個前のプリキュアであるヒロプリのバタフライも防御型)理由をもう一度よく考えてみよう!
もう少し累々の話するね。
朝風くんに必要だったのは「円陣を組め! マヨイガ!(前回参照)」じゃなくて「異能力、独歩吟客!」の方なんだよね。彼が眼鏡キャラ的な意味で文ストの国木田くんみたい子だったら今のジャンプでも生き残れた可能性があったかもしれないしなかったかもしれない。でも、それだとだいぶ読み心地の違う漫画になりそうな気がするし、その累々がこの累々ほど「透明な(傑作でない)漫画」として自分のツボにハマるかどうかは分からないんだよな。
え、終わること前提で話をするなって? 大丈夫。この漫画がここから巻き返して「次代に柱」になることはないから。そんな夜桜さん家みたいな漫画ホイホイ出てくるジャンプじゃないんだよな。安心していいよ。次週でいきなり打ち切りになっても誰も驚かないし、Xで検索すると「東京で読んでる人間が三百人くらいしかいない漫画」とか言われてるから。みんなも俺と一緒に心置きなく打ち切り(確定)漫画を楽しんでくれよな!
呪術の伏黒が連載初期に扱いが難しそう……みたく言われてたのを見た記憶があるけど、朝風くんの扱いの難しさはポジション/能力的にもその比じゃないね……。そもそも防御型の能力ってどう考えても主人公と肩を並べて戦う相棒じゃなくてヒロインの能力やんけ。よくよく考えたら鰤の井上やんけ。朝風くんはヒロイン枠。はっきりわかんだね。
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