「すごく考えた末に、入れない方法論を考えました。間に人を入れたくなかったんです。ただ、理解しあってやりたかったので、奈緒さんには、女性として傷つく部分があったら、すぐに言って欲しいとお願いしましたし、描写にも細かく提案させてもらいました。性描写をえぐいものにしたくなかったし、もう少し深い部分が大事だと思っていました」
↑ここに書いてあること*全部*を考えるのが、まさにインティマシー・コーディネーターが入ってする作業だと思うけど、つまりこれ*全部*プロを入れず自分でできると思ったってことね。
原作者からのコメントが監督に一言たりとも触れていないってところが、なかなか示唆に富んでる印象。
「『インティマシー・コーディネーター(性描写などの身体的な接触シーンで演者の心をケアするスタッフ)を入れて欲しい』と言われました」
↑このカッコ内の定義だと、監督側の意向を演者は丸呑みするのが大前提じゃんね。ENCOUNTの記事を書いた人の認識がそれなのが、今さらだけど凄すぎる。