甲鬼スチールに関して、一周まわって書くことがなくなった気がしてたけどそんなことはなかった。ぽつぽつ浮かんできたので書く。
スチールに添えられた文章“ベテラン三林が演じる美貌のくノ一”、これだけでお腹がいっぱいになる。まだお若いけど、この特集の他の5名より芸歴が長いのか、もしくは和物に慣れていらっしゃるためかベテランと書かれている。
本命のスチールは第2話の終盤のシーン。
お甲の眼光が鋭い。手前の鬼三太は暗めで少しぼかされていて、ライトとピントが合わせられたお甲の瞳はキラキラ光る。そのキラキラな瞳が暗く厳しく目を伏せた鬼三太を注視している。
わがままを言えば、鬼三太の横顔が少し見えづらいのでもう少しだけ明るめで見たかった。
でもこんなわがままはどうでもいい。光と影のコントラストによって二人の張りつめた空気を強調させて、二人の美しさをさらに際立たせている。この陰影が大正解。
いろいろ書いたけどとにかく「美しい」に尽きる。ツーショット興奮する。私は2話のこのシーンで二人をCP認定したのでゲットできてよかった。神に感謝。