黄金終盤のもろもろ-1
主に「シャットダウン」について
そもそも今プレイヤーの身近にある死生観やヒカセンたちが接してきた価値観と全然違ってるから議論自体が難しい感じがしたんだよな〜
自分は直感的に「死んだ人はもう静かに眠らせてあげた方がいいんじゃないか?」と思ったけど、それって日本的な価値観だったかもしれないし、そもそも永久人を「死んだ人」とするかどうかでもうスフェーン側とは価値感が割れてるし
死んだ人をどう扱うかって、死者への敬意という意味合いもあるけど、それ以上に「今生きてる人間がある程度折り合いをつけて/納得して生きていくため」という意味合いの方が強いと思ってるんですよね そのためにお葬式とかあると思うし…
だけどアレクサンドリアの人たちはそもそも死んだ人を忘れるわけなので、ここで言う「折り合い/納得」の意味も価値も全然変わってきちゃうし
結論だけ言うと
・簡単に議論・評価できる話ではない
・少なくとも「これ以上人を殺させない」ための行動ではあった
以上のことは現時点では言えないかな…
倫理観とか置いといてプレイヤーとしては、一つ一つの営みが自分の手によって消えていくやるせなさと、全部終わったあとに「全部終わった」街並みを見せられる喪失感が、ゲーム体験としてめちゃくちゃよかったな…と思う