『女だから、とパーティを追放されたので伝説の魔女と最強タッグを組みました』は追放ものを逆手に取ってフェミニズム批評を展開するのはいいなーと思う一方で(ジャンルが抱えるスカッと感のジャンル的問題はさておき)、こういう作品でさえ女性間の同意なきキスやセクハラが許容される、それらは無害であると取り扱われる(話が進むとでちょっと補足はあるけど)ことは本当に嫌で、それは女性間の性的な関係を見下している、あるいは見下すことを内面化している(この問題は『私の推しは悪役令嬢』で扱われてたやつだ)し、欲望と向き合えていないな、と思うし、セクシュアル・マイノリティの実在を舐めて都合のいいところを取り出す悪い流行だとも思う。
インターネットの空間の中では、たとえば車椅子を利用しているみたいな物理的な障害は、存在しない障害なんだろうな、と思わざるを得ない時がある。でも同時にインターネットの中では物理空間ではないことにされがちな障害や障がいが際立って存在することができて、それはとても大事なことなのだけど。
あれ、今気づいたけどアメリカのバーナーズでやってるマリー・ローランサン展も日本のマリー・ローランサン美術館(閉館)からの貸し出し入ってるのね(あたりまえ体操かも)。アーティゾンでもやってるのも当然だけぢマリー・ローランサン美術館からの貸し出し含んでる。バーナーズの方は明日で終わるっぽいけど、展示入れ替えとかあるかなー無理か。
オレリアを襲撃したのは誰だったの?とかラクドスギルド周りの謎は多いけどいい終わりだった。偶然にも、コロナによって世界が経験した傷と、ファイレクシアが残していった傷が重なる感じがする物語(それは意図なのだろうけど)。ケイヤとテイサの関係好き。ミステリ何に誰一人としてどうやったのか?(How)に興味がない剛腕魔法ミステリだけど、よかった。個人的に残念な点としてはトミクとラルのゲイカップル描写の薄さかな…カードではトミクの能力がラルと組み合わさってて良かったからいいけども。
https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037518/
『銃夢火星戦記』の無料開放に飛浩隆さん原作の霧界も収録されてる。
「銃夢火星戦記 | 特別読み切り 霧界」を読んでます! #コミックDAYS @comicdays_team https://comic-days.com/episode/13932016480029557739
@ttt_cellule そういう枠と立て付けであればいけるという判断があるのだろうな、と思いました。
タイトルがネトゲ戦記なの、あまりにも酷すぎるけど象徴的かもしれない。ああいうヘイト的な振る舞いこそ、日本のゲームカルチャーをとりまくメディア、掲示板、ブログなどなどが育てたものなのは、本当に間違いがないから。
ライター/アーティスト/クィア/フェミニスト/CG/デザイン/ゲーム/VR/3Dプリンター/各種雑誌やWebメディアに寄稿 https://linktr.ee/spiralginga