友達に、『現代思想』に書いてて猫の鳴き真似動画をTwitterにあげてる人はお前だけだよ……って褒められて、たしかに、そうかもってなった。でも他にもいる気がする。
本屋サッフォーはHPに車椅子でのアクセスについて記載があるのでありがたい。ルートは細かくなくてもいいのだけど(いいとありがたい)、車椅子についてアクセスに一言でも言及があると嬉しいのですよね。別に段差や階段があってアクセスが難しいです、とかでもいいので。
https://bookcafe-sappho.com/access/
寝れないので資料読みながら論文書いてるけど、絶対寝れないから資料読みながら論文書くの健康に良くないことだと思う。寝よう。でもおかげでなんか、私が言いたいことがわかってきた。私は対象のジャンルがなんであれ、そのジャンルの中にフェミニズムやクィアがあることを主張すると同時に、それはそのジャンルの権威を強めたいからでもそのジャンルを褒め称えたいからでもなく、そのような人権への意識と政治的な意図があった上で、各ジャンルの創作があるのでありその逆ではなく、
またどのようなジャンルにもマイノリティの参加者がいて、それは各ジャンルの主流に反省を促すものだと言いたいのであり、まして何か研究のジャンルを良いものにしたり、サブジャンルとしてフェミニズム〇〇研究とかクィア〇〇研究があるんじゃねえということを主張したいっぽいし、それを主張していくのが当面の人生っぽい。
震災におけるセクシュアルマイノリティの話が色々回ってくる。『地方と性的マイノリティ 東北6県のインタビューから』では東日本大震災におけるセクシュアルマイノリティの人々や団体の聞き取りが重点的に扱われている。そこでは、避難所でセクシュアルマイノリティの視点を取り入れた設計や計画をすることが、多くの人の使いやすさになるという話とともに、その前提としてカミングアウトを強要しないような設計が必要であることが指摘されていた。さらに、その前提の前提として、カミングアウトを行わず地域に溶け込んでいるクローゼットの当事者にとって、配慮が必要な状態(パートナーと一緒に避難所に行くとか)になること自体が難しく、人によっては避難をしない、さらにはそのまま死ぬということさえ選択肢に入る、という話がなされていた。そしてそのような困難には着目されないし、また震災後の復興期では東京の人に利用されている感じがあり、東京で地震が起きたらどう考えるかを考えた方がいいと指摘したりしたと。この辺りすごく痛い指摘。確かに私はどこへどう逃げればいいかわからない。
ライター/アーティスト/クィア/フェミニスト/CG/デザイン/ゲーム/VR/3Dプリンター/各種雑誌やWebメディアに寄稿 https://linktr.ee/spiralginga