みんな AI? LLM? に倫理観念や常識を求めようとしてるけど(良心回路?),仮にそんなものが実装されることがあるなら,2010年代に騒がれた「シンギュラリティ」へいよいよ片足突っ込むことになるのだが,いいのだろうか。
だってそれって「(哲学的な意味での)自律」する機械が誕生するってことだよ
https://text.baldanders.info/remark/2017/09/the-myth-of-the-singularity/
というわけで,久しぶりに MEIMU さんの『キカイダー02』が読みたい,などと思ったりする
>キカイダー02(1) (角川コミックス・エース) | MEIMU, 石ノ森 章太郎 | 少年マンガ | Kindleストア | Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B00F5P454W/
Qiita に「GPT-4 Technical Report」について解説した記事があって
>GPT-4はどのようにして「不適切な回答」を回避するように学習されているのか - Qiita
https://qiita.com/ikeda_yasuhiro/items/3c633ddf0f3119051fe0
これを読む限り OpenAI の中の人は GPT-x をあくまで「機械」の範疇に押し止めるようとしているように見える。
最近読んでいる『はじめて学ぶ ビデオゲームの心理学』に
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ほかのテクノロジー業界(特にソーシャルメディア)に比べて、ゲーム業界がいくらか先に進んでいる点があります。それは、オンラインのマルチプレイゲームのなかで、反社会的な行為(被害者にとって有害と感じられる行動)から、できるだけプレイヤーの安全を守る対策を備えていることです。
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と書かれていて(p.63),その「対策」について例示を挙げているのだが,件のレポートでも似たような対策が行われているのが面白い。
AI 技術に関心のある人は『はじめて学ぶ ビデオゲームの心理学』は読んでおいて損はないと思う。それ以外のソフトウェア・エンジニアもね!