去年のどうする家康も「マチズモ批判」「民(奪われる側)への寄り添い」「戦争反対」などのメッセージ性とそれを伝えるだけの構成力があって、その点に関していえば真田丸や鎌倉殿より全然好きだったんだけど、光る君へも「女性や力なき者への寄り添い」「文学(言葉)の力」といった確固たるメッセージ性とそれを伝えるための綿密に計算された構成力があって私は好き
そのために史実との乖離が激しくとも、「史実に忠実」なだけで政治的なメッセージに共感できない、あるいはメッセージ性の薄い作品をだらだら50話見せられるより全然いいと思ってしまう