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私めこの歳で復帰した稼業が海千山千やヤカラ体質(肩書きにかかわらず)が相手の局面もあり、得意ではないものの論理的に攻めないと逆にこっちが潰されかねないスリリングさも味わえるところではありますが、少なくとも自分自身はその根底に「感情」がないと、腰が重くなって動けないと感じております。
論理的であることは「それは流石にアカンやろ」等々の内なる感情を具体化させる「単なるツール」に過ぎず、人がこのけったい極まりないシャバで何事かを成そうとするときには両者がともに一体でないと駄目なんだろう、という気がしています。
一方で人生の終わりが見えてくる中、そういう「此岸のうちでしか意義のないもの」へのアンチテーゼとして漫画を描いている次第で、故に流行も受けもへったくれもない作品ばかりでお恥ずかしい限りです。