映画『ブルース・ブラザーズ』(1981) 見たよ!!!あはは、ゆかいゆかい!ブラザーズが歌って踊って、見て楽しい聞いて楽しい映画〜!やはり映画はエンターテイメントでなくては!!!
...なんという世紀末マッドシティシカゴwww「これは聖なるミッションだ」じゃないんだよw 無法が過ぎるwww カーチェイスwww ぼんぼこクラッシュしてww パトカーなくなるwww シカゴ市警破産するwww旧パトカー丈夫すぎるwww わざわざ市井のナチス団体まで出てきて...やられ役w まぁやっぱり古い映画だから「ナチはホモ≒笑いものにしてよい」みたいに雑に落として(実際に空間的にもw)ホモフォービア残滓色濃いのだが、ゴーストバスターズだってマチズモ白人臭っちゃうみたいのがあり、逆に、やっぱり現代の多様性のほうはよっぽど進歩して短期間で少数者の存在は顕在化したってことなのかもなとも思ったりして、人類の漸進的な進歩ということにもわずかに思い至る。「細けぇこたぁいいんだよ!」なエンターテイメントにおいてこそ人類って試されるんだなきっと。負けたり後退したりしながら試練にはわずかずつ打ち克っていくと信じる。
私はブルーズ・ブラザーズには特筆すべきことが二つあると思っていて、一つは、あの映画では誰も死なない、ということです。
ショッピング・モールでも、ハイウェイでも、街中でも、過剰なぐらいに物が破壊されるのだけれど、人の血は一滴も流されず、かすり傷を負う人すら見当たらない。
映画の中で唯一「悪」の刻印を押されたイリノイ・ナチの最期だけは例外かも知れないけれど、ジェイクとエルウッドがレイア姫のロケット・ランチャーや火炎放射器の直撃を受けても不死身だったように、連中も穴ボコからひいひい言いながら這い出てくる可能性は否定できないでしょう。
もう一つの特筆すべき事は、"We are on a mission from God." という一見ふざけた宣言が示しているように、この映画は伝統的なキリスト教の価値観である「愛」をストレートに提示している、という点です。私にはそう見えます。
この二つによって、安心して笑える喜劇になっていると思うんですよね。
@softark @Ksyzr
>連中も穴ボコからひいひい言いながら這い出てくる可能性は否定できない
たしかに
>この映画は伝統的なキリスト教の価値観である「愛」をストレートに提示している
自分にもこう見えました。信心深さは伝統音楽であるブルースに馴染みが深いし、このフォーマットに乗せればなんぼむちゃくちゃしても米国の世間には許されてしまうということかもなと思いました
それにしても景気のよい楽しい映画です。最近だとこんなのあるかな。インドか