知らずしらず自分の苦しみや悩みを和らげるために人を叱ってしまうと、「叱る」ことに依存してしまうようになる。しかし、これを避けようとして、「叱る」自分を無理矢理に否定しようとしてもうまくいかないことが多い。
「叱る自分を叱ろうとすると、叱ることを我慢しようとすることがよく起きます。けれど多くの場合でその努力は失敗します。我慢しきれずに前にも増して叱ってしまう結果になることが多いのです。」
大事なのは、「叱る」と「褒める」のどっちにするかを考えるのではなく、どういうときに自分は叱るのかをしっかりと理解すること。
「「叱るべきか、褒めるべきか」とだけ考えるのは視野が狭いのです。考えなくてはいけないのは「問題が起きるその前に、あなたは何をしていましたか?」という視点です。私はそれを「前さばき」と呼んでいます。」
「前さばき」をうまくやることによって、「叱る」原因となる問題を生まない状況をつくり出すことができる。
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