「スキルであればそれを開発する定型的な方法、すなわち「教科書」があります。リスキリングというとたいへんなことのように聞こえますが、やるべきことは決まっています」
「リスキリング」と銘打たれた「型」をおぼえるのではなく、「頼りになる」人を見てセンスを磨くことが大事。
「「センスのよさ」は一言では言語化できません。それでも、センスがある人とない人とは容易に見分けがつく。ある局面や状況で、なぜその人はそうしたのか。なぜこうしなかったのか。漫然と見るのではなく、考えながら見る。この作業を続けていくうちに、センスの輪郭がだんだんと見えてきます」
ちなみにコンピテンシーの定義は「意図を伴う行動」 センスのある人の行動を見て、その意図を推し量ることによってセンスを身につけることができる。