「べき論」で感性にフタをしても長続きしない。
電子レンジで温めすぎた水にスープの粉末を入れたとたんに爆発的な沸騰が起きるように、未完結の欲求を「完結」させないままにしておくと、いつかそれが爆発的な沸騰となってあらわれるから。
「本音とはそもそも、体の感覚や感性に根ざしたものです。「これが好き」「キライ」「合う」「合わない」というのは、客観的な数値ではなく、主観的な感覚によるものです。
ですから、感性にフタをしてしまうと、「自分がなにが好きで、キライか」を判断するよりどころがなくなり、本音がわからなくなるんですね。」