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『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、起業物語になってからはちょっと冷めた目で見てしまっています。ただ、「大人たちへの反乱としての起業」という物語類型は検討の余地がありそうな気がします。今思いついている作品は『銀の匙』と『天気の子』。(他にあったら教えて!)

ひとつの疑問は、現在の若い人にとって、起業というものがオルタナティヴな社会や人生を想像するための有効なアイデアになり得ているのかどうか。

私の場合、90年代に学生をやっていて、身のまわりでも意識が高そうな人たちは一斉に起業に走った。それは(反転された)革命の雰囲気でした。肯定するか否定するかはともかくとして。

そこから時代は一回りして、「起業」はどうなっているのか。それで気になるのは、上記の作品の作り手が60年代終わり〜70年代半ば生まれであって、私と広めの同世代と言っていいという点。(『水星の魔女』の構成・脚本の大河内一楼氏は68年生まれ。)起業にある種の希望を乗せてしまうのは、ある世代の手癖みたいなものかもしれず、どうなん?と思う部分があるのです。

『3月のライオン』と『ハリー・ポッター』シリーズ(こっちは文字通りの「起業」ではないですが)もエントリー。

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