たとえばさ、住んでる家の設備の修繕にしろ、人との出会いにしろ、準備が万全でない状態でその日がきちゃったとしたらもうその時のあり合わせでしか対峙することができないわけじゃん？もっと掃除しときたかったなぁとか、ここら辺の知識増やしとったらもっとおもれえ会話ができたのになぁ、って。
結局そこまでの自分がどう生きてきたかってとこに行き着くわけですよね。
だけど、ああ自分にはそれが足りてなかったなあ、とこっちが嘆いているにも関わらず、すげえいい感じにその場が過ごせたとしたら、それは相手の器のデカさに依るところが大きいです。
修繕屋のお兄さんは目を瞑ってくれてたかどこでも誰でもこんなもんでしょと気にも留めてなかったでしょうし、出会った人は目を瞑ってくれてたかどこでも誰でもこんなもんでしょと気にも留めてなかったのでしょう。
ありがてえなぁ。いつ来るともしれない何かに向けて準備しとこ。
もちろん、準備が目的化してしまってはつまんない生き方なのだけれども。