この前、難民申請の付き添いで入管に行ったんですけど、入管の1階にあるコンビニで Daniel Powter の Bad day が流れてたんですよ。(店内放送みたいのでたまたま流れただけとは思う)
マジで笑えないタイプの皮肉というか、もはやあてつけのレベルだなと俺には思えてしまって頬が引きつった。
あくまでその状況で俺の立場から聴くと、ってことではあります。
Bad day 自体は、俺自身はそんなに聴いてこなかったんだけど、知人がけっこう思い入れのあった曲なんで印象に残ってる曲といえばそうで。
耳に入ってきた瞬間に色々考えちゃって、うっ、となりましたね…
威圧的な対応(中には普通に対応してる職員もいた)をされていたり、文字通り針の穴を通すような難民認定率でこれからの生活も不安で、明日のことを考えるのだっておぼつかない方もいる。心身の傷も抱えてるだろう。
そのシチュエーションでBad dayかぁ…と。
いやBad dayではあるかもしれんけど…
これ別に曲が悪いとか、あるいは「そんな曲流すな」とかそういうことじゃないです。
俺としては、脳裏に焼きつく光景だったなと。そういうこと。
たぶん、この先も割と頭にこびりついてると思う。

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これ、たとえば俺が付き添ってた方が「この曲好きなんだ」って言って聴かれてたらこうは思わなかったはずなんですよね。
入管の中のコンビニ。既存のシステムの中で「中立的」に消費されてたことが、グロテスクさを際立たせてたとも思う。

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